ラストストーリークリアした~!
EDまで寄り道ちょこっとしながらで20時間ちょいで終わりました。今のRPGにしては短時間でいい感じ。
超王道ストーリーにRPGだけどアクション性の高いバトルを盛り込んでいて、意欲作といった印象でした。
キャラクターは敵も味方もみんな魅力的だし、見せる要素はけっこう面白かったのですが、ゲームとしては気になる点がチラチラ散見されて、そこがちょっと残念。。。
バトルはリアルタイムで進行して、アクションゲームのようにキャラを動かして攻撃し、避け、ガードし、時にはステージ上にあるギミックを発見して作動させたり、シューティングのように遠方の敵を狙撃したりと何気にかなり忙しい作りになってます。
頭を使う箇所をしっかり残しながらも、テンポの良さが損なわれてなくて、なかなか小気味いい感じ。
特にギミック周りは重要で、それに気づくか気づかないかでバトルの難度が劇的に変わったりする場面もあり、な周囲の状況確認とかはとても大切なのですが、いかんせんカメラが悪すぎる。。。
たぶん、カメラ操作に慣れてなくて操作出来ない人でも大丈夫なように配慮したんだろうと思うんですが、妙な引っかかりがあります。
例えば、画面に向かって左に向いて走らせているときにカメラを右に向けて背後を確認したい時。カメラを右周りに回そうとすると、何故か途中でカメラが止まって動かなくなる時がある。なので、わざわざ左周りに回したり、諦めて場所を少し移動してから改めて操作しなおす必要がある場面が多々。
最初からカメラの操作角度が何℃ずつまでって決められてたらやりようがあるけど、普段はぐるぐる回せるだけにイキナリ引っかかって動かなくなったり、超スローになったり、ブレまくったりするというのは戴けない。
カメラ距離も、ちょっと前ジルオールゼロのカメラ距離がキャラに近すぎって書いたけど、あれと大差ないほどで、狭い通路で中型の敵に囲まれたり、広いところでも壁吹っ飛んでしまうと一気にアングルが崩壊する。
何が映ってるのか分からん場合もあるし、俯瞰で主人公の姿だけドカンと映ってたり、なぜか主人公に向かい合うようなアングルで一瞬固定になってしまって前方が全く確認出来ない事もある。
このゲームのバトルでは、プレイヤーがギャザリングという敵を引きつける技が使えます。
で、それを使って味方を敵から守ったり、味方から引き離したりするというバトルのキモになるシステムになっているので、頻繁に使用する事になり、必然的にプレイヤーの周りに敵が集まる状況ってのが多くなるんです。
敵を集めてあそこまで引っ張りたい!と思っても、カメラが引っかかりまくるので結構大変。柱が乱立してる場所なんかでは、カメラの向きもコロコロ変わるので、自分が向いている方角を見失う事もあったり。。。
3Dではカメラは永遠の課題だけど、ここまでアクション性を高くするのであれば、ここはもっと頑張って欲しかった。
あと、味方キャラがけっこう頭悪い。
物理が効きにくいから気をつけろ!とアドバイスしてくれた直後に物理で殴りに行く仲間。しかも瀕死。
魔法が(ry)の直後に魔法を放つ仲間。
色々話してくれるのは楽しいし、いいんだけど、お前らアホかと突っ込んでしまう。ボスに即死魔法唱えまくる某神父をちょっと思い出したり。笑
せめて「ガンガン行こうぜ」とか「いのちだいじに」とかの基本的な全体号令とかを設定出来ればいいんだけどそれも出来ないし、指示出来るのはバトル中に徐々に溜まっていくゲージが満タンになった時だけで、そのゲージはスキル使うのにも使用するので忙しく立ち回っている時に限ってゲージ不足で指示出来ない場合も。
仲間の攻撃頻度はプレイヤーの攻撃頻度に比例しているので、例えばプレイヤーがガードを固めて耐えてる間に後ろから攻撃しまくって欲しいといった、プレイヤーの行動に反比例するような行動をとらせる事が出来にくい。
逆もしかり。
基本がRPGなので、アクションが苦手な人でも得意な人でも感じる難度は同じくらいになるように、と配慮したのかなーと感じる部分はあったのですが、私にとってはカメラと相まって、フラストレーションが溜まる要因でした。
他はまぁ、カバー状態から飛び出し攻撃したい時にたまにどれだけコマンド入れても受付けなかったり(画面にはコマンドが表示されている)、ひとつのボタンで複数の事が出来るから、やりたい時にやりたい事が出来なかったり、ボウガン構えたら何故か逆側を狙う姿勢をとったり、敵がびっくりするほど目が悪くて(笑)目の前で壁に隠れてもプレイヤーを見失ってしまうとか(まぁでもこれはバトルのテンポとか、あくまでRPGって事を考慮するとアリだと思った)細かい事をあげればキリ無いけど、それでもそれなりに楽しめたバトルだったので、根幹はとても上手く出来てるんだなと。
だからより残念でした。
ストーリーは超王道で、一部で非常に強引というか唐突に感じた部分はありましたが、好きな人は十分楽しめると思います。
あと、ムービーとかイベントシーンがすggggっごく多いので、コントローラ置いて見るのが好きな人はさらに楽しめるかと。
私はそういうのはカナリ嫌いなんですが、ストーリー全体の展開のテンポがいいし、1周目って事もあったのでそこまで気になる事はなかったです。2周目は辛いかな。。。
ストーリー本編はおおよそ、ダンジョンの道→フロア切り替え→会話→バトル1回→会話→・・・って感じの作りになっていて、連れていけるパーティは完全固定で選択は出来ません。随所に挿入されるイベントは短めではあるけれど、耐えられない人は耐えられないかも。
ダンジョン内も基本1本道で、次進むべき方向に味方が勝手に向かって待機しててくれるので、迷う事は一切なく、宝箱を探したりはもちろんあるけれど、他のRPGに比べると自分で進路を決めていく要素は少なめです。
また、一度倒した敵は復活しないので、レベル上げたい時は、敵を召喚出来るポイントで自分で召喚して戦う事になります。なので沢山レベル上げたい時は、まぁ、召喚ポイントのある場所で何度も同じ敵とバトルを繰り返す事になるので、作業感が出てくるかも。
まぁ特にレベル上げをしなくても問題ない難度になってると思いますが(私も気まぐれで使うくらいだったので)、楽に進めたい人とかは注意。
そんな感じなので、たとえダンジョン内でもストーリー進行や仲間の様子などを楽しむつもりで遊んだほうが、素直に楽しめるっぽい。
ちなみに、ラスボス前の超シビアでシリアスな会話シーンがけっこう長くてヒマだったから味方にバナナの皮飛ばしたら見事に転んでくれて笑った。笑。絶対反応しないと思って飛ばしたのに見事に反応してくれる素敵な仲間。
私は、ユーリスが好きです。←
まー色々気になる点はある割には楽しめたので、気になる人は過度な期待はしないようにしつつ遊んでみてください。
キャラが和気あいあいと喋ってるのを聴くの大好きな人はさらに楽しいかも。
さてーーーー!!ラススト終わったし次は何しよう・・・。
超トゥーワールドしたいんだけど、絶対時間かかるからキャサリン先やろうかな。。。多分これもすぐ終わるっぽいし。。。あー楽しい悩みが尽きないね。